突然ですがみなさん、コーヒーはお好きですか?
私は ”キッカケの一杯” を飲むまでは、苦くて胃もたれのするコーヒーが大の苦手でした。
出会ってからというもの、コーヒー目当てでカフェに通うようになったり、毎日時間をかけてもこだわりの一杯を煎れたりと、生活の一部を彩る大切なものになりました。
キッカケの一杯
その名は「フラットホワイト」
出会いは、ワーキングホリデーで訪れたニュージーランドでした。
「嫌い」をたちまち「好き」に変えてしまうコーヒー、フラットホワイトとは。
詳しく説明していきたいと思います!
目次
ニュージーランド発祥のフラットホワイト
フラットホワイトは、主にオセアニア(ニュージーランド、オーストラリア)で多く飲まれているコーヒーの種類です。フラットホワイトを構成しているのはエスプレッソとキメの細かいスチームミルク。
エスプレッソというのは、ドリップコーヒーとは違い、エスプレッソ用に細かく挽いた豆をエスプレッソマシーンを用いて圧力をかけ、お湯を瞬間的に粉に通し抽出したものになります。
スチームミルクというのは、カプチーノの上に乗っているホワッとした泡状のものではなく、スチームという名の通り「蒸気で温められたミルク」です。
▲ 写真右側の青い機械がエスプレッソマシーン。店員のお兄さんが持っているシルバーのミルクジャグにミルクを入れ、マシンに付いているノズルで蒸気を加え、スチームミルクを作ります。
ちなみに、このエスプレッソ系のコーヒーはスチームミルクやフォームミルクの量によって名前が変わります。
比較対象として、まず3種類ご紹介します。
- カプチーノ
エスプレッソ + スチームミルク5:フォームミルク5
上のフワッとしたフォームミルクが多いのが特徴。 - ラテ
エスプレッソ + スチームミルク1:フォームミルク9
ミルク感が強く、コーヒーの苦味が少し苦手な方向け - モカ
エスプレッソ + スチームミルク + チョコレートシロップ +フォームミルクまたはホイップクリームなど
チョコレートが加わった事により、かなり甘みが追加されたエスプレッソドリンク
といったものが仲間にあります。
フラットホワイトの割合は……
- フラットホワイト
エスプレッソ + スチームミルク +上部少しだけフォームミルク
お味はというと、他の種類よりも特に香ばしく、コク、酸味、甘み、エスプレッソ本来の美味しさを味わうことができます。その上ミルクをたっぷり感じる事ができるので、苦味とうまく調和され、独特の深い味わいがたまらなく絶品です!
その美味しさが、コーヒー嫌いだった私の概念を変えました。
ニュージーランド発祥ということもあってか、オセアニアのカフェではフラットホワイトがメニューにない所は見たことがない! と、いうくらい国民に愛されています。
個人的に思うドリップコーヒーとの違い
フラットホワイトは、そもそもエスプレッソとスチームミルクの組み合わせなので、ドリップコーヒーでいうブラックで出てくることはまずありません。
(エスプレッソだけのメニューは、エスプレッソ、アメリカーノというまた別の種類になります。)
ドリップコーヒーにミルクを入れても、やはり強い酸味や苦味がどうしても気になっていました。フラットホワイトも苦味や酸味を感じることがありますが、ドリップコーヒーと比較して違うのは、スチームされたミルクの甘みがふんわり包んでくれている感覚があるという点です。
ドリップコーヒーにミルクを入れるよりも、格段に飲みやすいです。
(ミルクが苦手な方はSoy(豆乳)も選択できます。)
コーヒーに苦手意識があっても、私のように「美味しい」、と思える方が多くいらっしゃると思います。
日本ではまだまだ「レア」そこにもハマる要因が
日本の喫茶店やカフェなどでは、まだまだドリップコーヒーが主流に感じます。エスプレッソマシーンがあっても、フラットホワイトの文字はなく、ラテとカプチーノのみという場所も少なくありません。
それに比べてオセアニアでは、フラットホワイトをはじめとしたエスプレッソマシーンを用いて楽しめるコーヒーメニューが主流です。
「日本では飲めない、ここでたくさん飲まなきゃ!」
そんな気持ちもあり、毎日のようにカフェに通ってフラットホワイトを楽しむようになりました。
コーヒー価格もレア!?
しかも、嬉しい事にオセアニアではコーヒの価格がかなりリーズナブルになっています!
例えば、日本の喫茶店でコーヒーカップ一杯が600円だとします。
ニュージーランドや、オーストラリアでは上の写真の大きさ(ラージカップ)を買っても、日本円に換算して500円しません!もう少し小さいサイズだと、日本円300円を切ることもあります。
低コストで美味しいカフェのコーヒーを楽しめるのも、魅力の1つです。
日本に帰ったらなかなか飲めないという事実も相まって、毎日楽しむことが習慣になったのも癖にさせる要因だったのかもしれません。
コーヒーのある生活
好きなものが増えた事で、世界が広がって見えたような気がしました。
オセアニアの街に出ると、コーヒー片手に街を歩いている方がたくさんいます。
日本よりもカフェ文化が根付いているため、大・小都市問わず、おしゃれで洗練されたカフェが街に溢れています。
それだけ美味しいコーヒーと出会える確率があるので、ニュージーランド、オーストラリアに旅行に行かれる方は、コーヒーに苦手意識を持っている方でも一度「フラットホワイト」を楽しんでみて下さい!
日本でフラットホワイトを味わう
「今日初めてフラットホワイトを知った! 飲んでみたい!」という方へ。
日本でもフラットホワイトを飲む方法が3つあります!
1,カフェで楽しむ
まだまだ楽しめるお店は少ないですが、ニュージーランドやオーストラリア発祥のお店
フランチャイズであれば
などで楽しむことができます。
2,ネスカフェドルチェグスト フラットホワイト
あのドルチェグストからフラットホワイトが! 恐らく自宅で1番簡単に飲める方法です。
お味の方は、牛乳ではないのでミルク感が薄れますが、おうちカフェで近しい味が簡単、お手頃に楽しめるという点で、オススメします。
▼ カプセル
ネスレ ドルチェグスト専用カプセル フラットホワイト 16杯分 FWC16001 価格:864円 |
▼ 本体
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公式サイト:Home | 【公式】 ネスレ通販オンラインショップ
3,デロンギ・ボンマックなどの機械を用いて自分で作る
飲んだことがない方の「自作フラットホワイト」は、少しハイレベルかもしれませんが……お家でこんなに本格的! な、コーヒーをいただくのであれば、自分で作るに限りますね。
手順としては
- コーヒー豆を購入
- 豆を挽く(購入したお店で挽いてもらう事もできます)
- マシンでコーヒーを抽出
- マシンでスチームミルクを作る
- 淹れる
これで、こだわりの一杯ができます。
時間に余裕のある時は、こちらの機械でコーヒーを楽しんでいます。お味をドルチェグストと比較すると、やはり限りなく近いです。
牛乳・豆乳かを自分で決められる上に、YouTubeでスチームミルクの作り方を発信されていら方も。慣れてくると、素敵なお味を自宅で楽しめます!
▼ 本体
デロンギ エスプレッソマシン EC152J (ブラックXシルバー) 価格:10,670円 |
▼ 付属品も別途必要になります
ステンレス ミルクジャグ ミルクピッチャー ラテアート ミルクマグ 350ml ミルクフォーマー 価格:1,490円 |
ステンレス エスプレッソ コーヒー タンパー 埋立圧器 バリスタエ スプレッソ 51 mm 価格:1,580円 |
▼ 豆を自分で挽く場合、ミルも必要になります
いかがだったでしょうか!
この記事で、フラットホワイトの魅力に気づいてもらえたら嬉しいなと思っています。
断言できるのは、コーヒーのある生活はとっても癒されます♡
私のように苦手意識を持っている方でも、フラットホワイトがキッカケの一杯になって克服できる事があれば、とても嬉しいです!
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
http://Twitter.com/niii_ovo/でした!